ライフガード北陸支社
『台風について』マメ情報


毎年必ずやってくる台風は大きな被害を出す自然災害です。台風のことを知り被害を最小限にしたいですよね。

台風とは
熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びます。このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在して,なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

台風の強さ
●強い
33m/s以上〜44m/s未満
●非常に強い
44m/s以上〜54m/s未満
●猛烈な
54m/s以上

台風に名前?
台風には番号だけでなく、名前がつけられているのをご存知ですか?
日本の他、14カ国で使われている固有の名前を台風につけ、1番から140番まであるのです。台風の年間発生数の平年値は26.7個ですので,おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
日本名ではテンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ワシの星座名がつけられています。

台風の目とは?
台風の目(たいふうのめ)は、熱帯低気圧の目とも言う。熱帯低気圧(台風、ハリケーン、サイクロンを含む)の雲の渦巻きの中心部にできる、雲のない部分のことです。
目の形状は発達段階によって、また雲のまとまり方や海水温などの諸条件によって異なってきます。一般的には、目の直径は20km〜200km、高さは約14km〜16km(地表から対流圏界面までの対流圏いっぱいに広がる)とされているます。
目の下では風が穏やかで、雨もほとんど降らず、青空が見えることもあります。しかし、目の周囲は熱帯低気圧で最も風雨が強い部分でもあります。
目が通過すると、激しい暴風雨の後に穏やかな天候となり、間が覗くこともあります。
しかし、その後激しい暴風雨が吹き返しの風として吹きます。穏やかな天候となる前後では、風向きが正反対になります。


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